【Bリーグ】島田チェアマン「新たなものではないと認識している」八村塁の発言に言及

[ 2025年8月19日 16:15 ]

名古屋市で会見した八村塁
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 Bリーグ理事会が19日、都内で行われ、会後ブリーフィングで島田慎二チェアマンが対応。現在、名古屋市で中高生に向けた教室を行っている昨季NBAレーカーズ所属の八村塁について言及した。

 昨年に八村が日本協会や男子代表の強化体制について批判を展開し、騒動に発展。18日の会見で八村が「ただ単にバスケで日本が強くなってほしいと思っているだけ」などと過去の発言について真意を説明した。その件について問われたチェアマンは「批判を再びしたというより、以前にあった騒動の中での真意を確認されて答えた。あの状況から新たな問題があって新しい課題を言ったというより、日本のメディアからの問いに答えたんじゃないかなと。新たなものではないと認識している」と語った。

 その上で「今、八村選手が子どもたちのためにやってくれているのは、日本のバスケットボール界にとってありがたい。子どもたちはかけがいのない機会を得ている。素晴らしいことだと思う」と語った。また河村勇輝もNBAでプレーしており「当時から時が流れている。日本の宝である選手には変わりはない。八村選手にしろ、河村選手にしろ、しっかりコミュニケーションを取っていくことで、誤解を生まない状況にならないように。意図を説明して、分かり合えるコミュニケーションを図ることが改めて大事だと思う」と話し「アプローチの取り方もダイレクトに常に取るのは難しいが、ダイレクトにコミュニケーションを取れる努力をするのは大事」とした。

 理事会ではBプレミアにおけるドラフト制度に関わる規則及び運用を定めるため「特定新人選手選択会議(ドラフト)規程」の新設などを承認した。

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